センチュリー21オーストラリアの視察訪日
先週、センチュリー21オーストラリア代表のチャールズ氏が来訪されました。
土着性の強い居住用不動産を扱う場合、直接のビジネスにはつながりませんが、
台湾、国際本部(アメリカ)に続くオーストラリア、今更ながらセンチュリー21
ネットワークを肌で感じています。
今回は一緒にオーストラリア最大の不動産データ会社も同行、
ここは日本のレインズや東京カンテイ(共に業界では知らぬ者はいない)に加えて、
スーモ等のポータルサイトの物件情報やブルームバーグ的な金融関係のデータも
併せた総合不動産データを取りまとめていて、その情報をオーストラリアでは
金融機関や不動産会社の大半が利用しているとのことでした。
そのやり方が日本にも馴染むのかといった事を視察するのが目的だったようですが、
アジア最終予選オーストラリア戦当日だったため、あえて言いませんでしたが、
そっちも目的なのかなと邪推してしまいました。
話を戻しますが、個人的には日本の市場の方が複雑かつ成熟していて、
そういった総合的な不動産データをシンプルにするのは難しいと考えています。
その一方で、これらのデータをエンドユーザーが自由に閲覧できるのであれば、
それはとても有益なのは間違いなく、すべての情報が公開されることも視野に、
その際に死活問題と慌てるのではなく、私たちは情報提供に留まらない
サービスの革新が必要だと捉える良い機会になりました。